観葉植物のネット販売は、お金になる趣味の一つとして注目を集めています。時間に縛られずに実施できるため、副業からでも始められる利点があります。しかし観葉植物をネット販売したいと考えているものの、起業の手順が明確でないことが原因で、行動できていない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、観葉植物のネットショップを開業する方法を10のステップに分けて具体的に解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
観葉植物をネット販売するための10のステップ
1. 取り扱う観葉植物を決める
まずは、販売する観葉植物を決めましょう。観葉植物のネット販売で利益を出すためには、下記の要素を考慮することが重要と言われています。
- 人気度が高い:インテリア性が高い、希少性が高い、需要が安定している
- 増やしやすい:成長が早い、挿し木・株分け・葉挿しで増やせる
- 育てやすい:乾燥に強い、日当たりが悪くても育ちやすい、病害虫への耐性がある
- 小型:狭いスペースでも管理できる、梱包や発送が簡単
観葉植物をネット販売するうえでおすすめの品種・方法は、例えば下記のとおりです。
- モンステラ:成長が早く、日陰でも育ちやすい。水やりは週に一回程度でOK。葉の形も特徴的で、インテリア性も備わっている。
- アガベ:市場での流通量が多く、需要も安定している。管理方法もシンプルで、存在感のある容姿が特徴的。
- センペルビウム:増やしやすく、かつ成長も早い。品種が豊富で、寒さに強いため、冬でも屋外で育てることができる。美しいロゼット状の葉を持ち、見た目も魅力的。
- 多肉植物の寄せ植え:寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やコンテナに一緒に植える方法のこと。センペルビウムをはじめとした多肉植物は個性豊かで、寄せ植えにすることで装飾性が高まり、華やかになる。
また観葉植物を単体で販売するだけでなく、観葉植物の育成に必要な商品(土、肥料など)などとあわせて販売するクロスセル戦略も一つの手段として念頭に置くべきでしょう。
2. 観葉植物を仕入れる
次に、販売する観葉植物の仕入れ方法を決めましょう。仕入れ先として候補に挙がるサプライヤーは、主に仕入れサイト・植物直売センターの2通りです。
- 仕入れサイト:商品を仕入れるためのオンラインプラットフォーム。商品数が豊富なうえ、24時間いつでも取引できる。また検索性に優れているためトレンド商品や仕入れ価格の調査に活かせるメリットもある。一方で、法人のみ取引可能、花屋や結婚式場、葬儀場のみ取引可能など、取引制限が設けられていることがある。
- 植物直売センター:現物を見て、品質を確かめてから仕入れることができるメリットがある。またネット仕入れの場合は法人のみ取引可能など、取引するうえで条件が設けられる場合はあるが、直売センターの場合は取引するうえで制限がなく、個人での取引が可能なケースも多い。
また、継続的に良い商品を仕入れできるよう、ぜひ下記を念頭に置いて取引しましょう。
- サプライヤーと良好な関係を築く:仕入れ先にとって良い取引先となることで、質のいい在庫をまわしてもらえたり、仕入れ状況に関する情報を事前に教えてもらえたりするかもしれません。
- 複数のサプライヤーを比較する:通常よりも少ない数量から取引が可能な業者もいますので、探してみましょう。
- できるだけ地元のサプライヤーを選ぶ:注文した観葉植物を自分が出向いて受け取ることで、輸送コストを最小限に抑えることができるうえ、植物への負担も少なくすみます。
- 季節性を理解する:どの時期にどの植物の在庫があるかを把握することで、キャンペーンや仕入れを計画するのに役立ちます。
- 複数のサプライヤーと取引する:人気のアイテムが在庫切れになった場合に備えて、複数のサプライヤーから調達することをお勧めします。サプライヤーの中には、季節限定で営業している業者もあります。
3. ブランドアイデンティティを構築する
ブランドアイデンティティとは、そのブランドらしさを形作る全ての要素を意味します。ブランドらしさを明確に表現し、顧客に自社ブランドの魅力を感じてもらえれば、顧客との長期的な関係構築や他社との差別化につながります。ブランドアイデンティティを反映させる要素は、例えば下記のとおりです。
- ブランド名・ブランドロゴ
- ECサイトのデザイン、掲載写真のテイスト
- SNSのアカウント名
- 顧客とのコミュニケーションスタイル
- キャッチフレーズ
ブランドアイデンティティを一貫性を持って伝え続けるために、ブランドガイドラインを作成しましょう。一貫性を持ってサービスを展開することは、顧客や取引先との信頼構築につながります。そしてネットショップ内でAboutページを設け、物語形式で自社ブランドの価値を伝えるストーリーテリングも活用しながらブランドアイデンティティを発信し、自社ならではの特徴が顧客に伝わる機会を増やしましょう。
4. 商品の価格を設定する
継続的な利益を確保できるよう、下記の手順で適切な価格を設定しましょう。
- 商品ごとの変動費(売上原価、梱包、送料など)を算出
- 利益率を追加(市場価格の変動を考慮)
- 固定費の追加
なお、観葉植物の仕入れ・管理に掛かる費用の平均は以下のとおりです。
- 種:1粒あたり50~150円
- 苗:1点あたり500~1500円
- 鉢:1つあたり1,000~3,000円
- 培養土:20〜30Lの袋で500〜1,500円程度
- 肥料:液体肥料で1本あたり500〜800円
- 発送資材費・送料:1個あたり200〜500円
価格を設定する際は、下記の点を考慮するといいでしょう。
市場価格
市場価格を分析・把握しましょう。観葉植物のネット販売で利益をあげるために、需要がある商品を安く仕入れることは非常に重要です。市場価格を調査する方法は次のとおりです。
- 市場調査・競合調査の実施:仕入れサイト・植物直売センターでの販売価格や競合他社の販売価格などを集めて、比較する
- Google(グーグル)トレンドやGoogleキーワードプランナーの活用:検索ワードの人気度や検索ボリュームで商品の需要を予測する
季節性
観葉植物は季節によって需要が変動するため、時期ごとに価格を変えて販売するといいでしょう。観葉植物における、一般的な季節ごとの動きは以下のとおりです。
- 春:成長期の開始時期。需要が徐々に高まることが想定され、冬場に比べて市場価格が高くなる傾向有り。
- 夏:成長期のピークで、需要が最も生まれるシーズンのため、やや高く価格設定しても購入につながる可能性が見込まれる。
- 秋:ピークの夏で売れなかった観葉植物を販売することになるため、夏場より価格を抑えて販売することが多い。
- 冬:観葉植物の管理が難しく、品種によっては枯れやすいため購入を避ける動きが増える。需要が低くなるため、価格を抑えて販売することが多い。
上記の内容はあくまで一般的なものであり、品種によって季節と需要の関係は異なります。必ず販売する品種ごとの季節における特徴を踏まえて、販売価格を決定しましょう。
5. 適切な在庫管理を行う
観葉植物を販売・管理するうえで、適切な生育環境の確保は欠かせません。主なポイントは以下のとおりです。ただし、品種によって注意するべき点は異なるため、必ず品種ごとの最適な栽培環境を調べましょう。
- 水やり:土の表面が乾いたら水を与えるのが目安。暑い夏に水やりの頻度が増え、寒い冬には水やりの頻度が下がるのが一般的。
- 光の量:明るい間接光が当たる場所が理想。葉が落ちたり、黄色く変色したりする場合は光不足のサインと言われているため、注意が必要。
- 温度:15〜30℃の範囲が適温と言われている。
- 湿度:湿度が低いと枯れやすい傾向有り。霧吹きで葉に水を与える、加湿器を使って環境を整えるなどして対策を講じる必要がある。
- 肥料:液体肥料や緩効性の粒状肥料が一般的。肥料の与えすぎは根を傷める原因になる。春・夏・秋では適量を与えるべきだが、冬場の休眠期は控えめにすべき。
- 土:水はけが良く、かつ保水性があるものを選ぶべき。
- 病害虫予防:葉の表面と裏側の汚れを拭き取る、また専用のスプレーで駆除することが大切。葉の表面に斑点が出たり、葉が枯れたりする場合は病害虫が発生している可能性がある。
- 剪定:清潔なハサミを使い、枯れた葉や枝を切る。植物の健康を保つうえで不可欠。
観葉植物を販売する場合、季節ごとに在庫の入れ替えが必要となることが想定されます。そのため、ネットショップ内で在庫を特定し管理するのに役立つ仕組みを構築してください。もし多種類の観葉植物を管理・販売する場合、商品名だけでなく、サイズや色などの細かいカテゴリに分けて管理するSKUシステムを使用するのもよいでしょう。例えばセンペルビウムですが、そのなかにはさらに数多くの品種があります。センペルビウムのこの品種のこのサイズ、というように、商品の最小カテゴリに自分で決めた特定の文字列を振ることで、在庫管理がしやすくなります。品種名を表す3文字、さらに細かい品種分類を表す3文字、サイズを表す1文字というように、項目ごとに分けて表示するのがポイントです。(例:センペルビウムのガゼルという品種、大きさ9センチ:SEM-GAZ-9)
6. 商品写真を撮影する
ネットショップで商品を販売する場合、商品撮影に時間と手間をかけてください。掲載する商品写真の質で、顧客の購買意欲が大きく左右されるためです。顧客に観葉植物の魅力を十分に伝え、好印象を与えられる写真を撮影できるよう、下記のポイントを踏まえて撮影してみてください。
- 背景は白で統一するなど、観葉植物が映えるようにシンプルなデザインにする
- 自然光で撮影する
- 全体写真だけでなく、鉢・葉をアップした写真も撮る
- 枯れ葉を取り除き、また鉢などもきれいにして撮影する
7. 販売方法を決める
観葉植物をネットで販売する方法は主に以下の2通りです。
- ECモール:楽天市場やAmazon(アマゾン)のように複数のショップがサイト上で出店する、インターネット上の百貨店やショッピングモールのようなECサイト。集客力が高く、信頼度が高いチャネルのため、自社の知名度が低くても顧客がECモールを通して商品を見つけ、購入してくれる可能性がある。
- ネットショップ:自社で運営するECサイト。自社ブランドを反映させたサイトにすることができる。またサイト構築の知識がない初心者でも、簡単にネットショップを開設できるテンプレートを用意しているプラットフォームを利用すれば、自身でネットショップを開設できる。
おすすめは、ECモールと自身で開設したネットショップの両方で観葉植物を販売することです。ECモールに出店して露出を増やしながらネットショップも運営し、マーケティング活動をすることで、それぞれのメリットを生かし、デメリットをカバーしながら集客力を最大化できるためです。自社サービスの認知度が高まったタイミングで、ロイヤルティプログラムや限定クーポンを活用し、自社ネットショップの方がお得に観葉植物を購入できる仕組みを構築して、徐々に自社のネットショップで顧客に商品を購入してもらえるよう誘導するのがいいでしょう。
Shopifyでネットショップを開設する
自身でネットショップを開設する場合は、Shopifyの利用がおすすめです。初心者でも簡単にネットショップを開設できるECプラットフォームで、初期費用は無料です。観葉植物に見合った無料テーマを使用して、写真、フォント、色をカスタマイズしましょう。
また、SEO対策も基本機能として備わっています。さらにInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)などのSNSとも連携可能なため、ソーシャルコマースを活用することもでき、誰でもECサイトを効果的に運営できるよう設計されています。
観葉植物販売者向けのShopifyテーマ
Shopifyテーマストアのプリセットテーマの1つを使用し、独自のブランディング、フォント、色、ユニークなレイアウトでカスタマイズします。
おすすめのテーマとして、強いブランドストーリーを持つ植物販売者にぴったりのCascade(カスケード)や、ブランドを際立たせるシンプルな印象のEditions(エディションズ)があります。
ビジネスの成長に合わせて、オンラインストアをさらにカスタマイズすることもできます。Shopifyは、植物には詳しいけれどコーディングの知識はさっぱりというような場合でも、ストアのデザインや機能を簡単に変更・追加できます。
観葉植物の商品ページ
商品ページには、植物の種類、説明、サイズなどの基本情報と、明瞭な商品写真を載せてください。また顧客との信頼を構築するために、購入者のレビューやSNS投稿などのユーザー生成コンテンツ(UGC)も共有すると良いでしょう。なるべく多くの決済手段を取り入れ、チェックアウトプロセスを簡素化することでカゴ落ちの対策をすることも、利益を出すうえで重要です。
8. マーケティング戦略を練る
十分な売り上げを確保するうえで、適切なマーケティング戦略は欠かせない要素です。中には低コストで高い効果が期待できる手法も複数あります。ここでは低資金でも始められるマーケティングの方法を紹介します。
SNSでプレゼントキャンペーンを実施する
リポスト&フォローキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなど、ユーザーが気軽に参加できるキャンペーンを実施することで、商品やサービスの認知度を高められます。総務省の調査によると、インターネットを利用する人の約8割はSNSを活用しています。SNSは広告よりも低コストで、かつ高い費用対効果が期待できます。
ユーザー生成コンテンツを共有する
顧客がSNSアカウントに投稿した商品写真や動画、レビューをネットショップや公式SNSで紹介しましょう。肯定的な顧客体験を広めることができれば、顧客との信頼関係構築や、購買意欲の向上につなげることができます。
コンテンツマーケティングを取り入れる
コンテンツマーケティングとは、ブログやメルマガ、動画などで、消費者に有益な情報を発信することを指します。特に顧客の悩みの解消や、顧客の体験談などをテーマにしたSEO記事の投稿を行い、自社コンテンツを通して顧客が抱える不安を解消できれば、信頼構築と売り上げの向上が期待できます。
メールマーケティングを実施する
メールマーケティングとは、メールを通じて製品やサービスの情報を顧客に届ける手法です。自社のメールアドレスと送信先のリストがあれば開始できるため、ECサイトで役立つマーケティング施策の中でも導入ハードルが低いというメリットがあります。またメールを通して定期的に割引コードの配布などを行えば、既存顧客との関係性を維持・強化できるでしょう。
9. 梱包と配送に注意する
観葉植物は生き物のため、適切な状態で梱包することが欠かせません。不十分な状態で梱包してしまうと、顧客へ到着した際にすでに枯れてしまっているということも起こる可能性があります。そういったことを避けるためにも、以下の点に注意して梱包をしてみてください。
- 土がこぼれないように、鉢をしっかりとビニールで包む
- 植物全体をダンボールに固定する
- 葉や茎が傷つくのを防ぐために、緩衝材を利用する
- 鉢植えの場合は、乾燥しない程度の水を与えておく
配送についても、可能な限り早く顧客に届けられる手段を選びましょう。また梱包時に「上下逆さま禁止」や「割れ物注意」のステッカーを貼れば、商品を丁寧に扱うよう配送業者に促せます。配送方法はゆうパック(日本郵政)、宅急便(ヤマト運輸)、飛脚宅配便(佐川急便)が代表的で、サイズが同じであれば料金はさほど変わりません。
10. 品種登録制度に注意する
品種登録制度とは、一定の要件を満たす植物の新品種を農林水産省で登録するもので、新品種を知的財産として保護する制度です。登録された品種を許可なく増殖・販売することは違法行為として禁止されています。品種登録されているかどうかは、農林水産省のホームページで確認できます。
観葉植物を販売するうえで、基本的に特別な許認可は必要ありませんが、登録品種を無許可で栽培して罰則対象となることのないように注意しましょう。
観葉植物のネット販売を成功させるためのポイント
1. 顧客サービスを充実させる
商品を購入するかどうかを決めるうえで、返金ポリシーの明示など「返金・返品の対応が柔軟で、手厚いか」も顧客にとって重要な要素です。顧客に寄り添ったサービスを展開できるよう、下記内容も踏まえて顧客サービスを充実させてください。
- 返金ポリシーと保証を明示して、顧客に安心感を与え、観葉植物が安全に到着することを保証する。
- 確認メール、パッケージ、またはサイトやブログ内に明確な観葉植物の情報を載せる。
- ネットショップ内に、一般的な観葉植物の疑問やトラブルシューティングのヒントなどを盛り込んだFAQページを設置する。
- 顧客が植物の育て方や管理方法に関して質問できるよう、問い合わせ窓口を設置する。
2. 顧客が必要とする情報を商品ページに十分に載せる
顧客との信頼を構築し、商品を購入してもらうためには、オンライン上で顧客が必要とする情報を十分に提供することが欠かせません。写真や文章を通して商品の魅力が十分に伝わるように、特に以下の内容にこだわりましょう。
- 商品写真に力を入れる
- 商品ページを充実させる
- ユーザー生成コンテンツを共有する
- 返金ポリシーを記載する など
3. オフライン販売も並行して行う
オンライン上での販売と並行して、オフライン販売も行ってみましょう。オフライン販売の方法としては、例えば以下のようなものがあります。
- ポップアップストア
- 地域のバザー
- 地元の小売店との提携
複数の販売チャネルを展開するマルチチャネル販売は、観葉植物の販売で利益を拡大するうえでも有効な手段です。顧客との接点が増えるため、顧客がサービスを知り、観葉植物を購入してくれるきっかけも生まれやすくなります。
まとめ
観葉植物のネット販売を始めるうえでは、まずは観葉植物の品種選定が欠かせません。取り扱う品種を決めたら、商品を仕入れ、トレンドや市場価格を踏まえて価格を設定しましょう。また観葉植物の品質が落ちないよう、生育環境の徹底的な管理も重要です。商品を販売する際は、ECモールと自社ネットショップのダブルチャネルを用い、認知度拡大や売り上げ増加を目指してみてください。購入した顧客からのレビューを獲得したら、ネットショップやSNSでUGCとして共有しましょう。そして返金ポリシ-をはじめとした顧客サービスも可能な限り充実させることで、より自社ブランドにふさわしい、より多くの顧客との強固な信頼関係を構築できる仕組み作りが実現できます。
よくある質問
観葉植物の販売はビジネスとして成り立つ?
成り立ちます。観葉植物の品質管理を徹底しつつ、適切な価格戦略とマーケティング活動を行い、継続的に収益を生み出せる仕組みを構築しましょう。
オンラインで販売するのに適した観葉植物は?
- モンステラ
- アガベ
- センペルビウム
- 多肉植物の寄せ植え
特に、多肉植物は種類も豊富で、手入れも簡単という特徴があるため、おすすめです。丈夫でコンパクトな品種が多く、簡単に梱包でき、郵送中に水やりを必要としないものがほとんどです。
観葉植物を管理するうえで重視すべきポイントは?
- 水やり
- 光の量
- 温度
- 湿度
- 肥料
- 土
- 病害虫予防
- 剪定
観葉植物の仕入れ・管理にかかる費用の目安は?
- 種:1粒あたり50~150円
- 苗:1点あたり500~1500円
- 鉢:1つあたり1,000~3,000円
- 培養土:20〜30Lの袋で500〜1,500円程度
- 肥料:液体肥料で1本あたり500〜800円
- 発送資材費・送料:1個あたり200〜500円
オンラインで観葉植物を販売するのに必要な許認可は?
特別な許認可は必要ありません。しかし農林水産省によって登録されている品種を無許可で栽培した場合は違法行為に該当してしまうため、注意してください。なお、品種登録されているかどうかは農林水産省のホームページで確認できます。
ネットショップを開設する際におすすめのプラットフォームは?
Shopifyがおすすめです。初心者でも簡単にECサイトを開設・運営できる機能が備わっています。もし利用に迷っている場合は、3日間の無料トライアル期間の活用がおすすめです。実際にお試しで使ってみてから、今後も継続的に利用すべきかを判断するのもいいでしょう。
文:Ryutaro Yamauchi





