グローバルコマースをリードするShopify(ショッピファイ)の⽇本法⼈ Shopify Japan株式会社は、Shopify Inc.(NASDAQ、TSX:SHOP)の2025年第3四半期(2025年9月30日終了)の決算結果を発表しました。
Shopifyは前年同期比32%増の売上成長を達成し、フリーキャッシュフロー・マージンは18%を記録。これにより、2桁のフリーキャッシュフロー・マージンは四半期連続となりました。
Presidentのハーレー・フィンケルスタイン(Harley Finkelstein)は次のように述べています。
「私たちは創造し、提供し、成長しています。それがShopifyのモデルであり、今まさにフルスピードで進行中です。26秒に1回、Shopify上で初めての販売を行う起業家が誕生しています。新興企業からEstée Lauderのようなグローバルブランドまで、あらゆる規模のビジネスの成長を支えています。このスケールこそが、止まらない成長の原動力です。GMV(流通総額)は32%増、売上高も同率で成長し、フリーキャッシュフロー・マージンは18%を維持。小売業界が最も活況を迎えるシーズンに向け、Shopifyのマーチャントは万全の準備を整えています。」
また、最高財務責任者(CFO)のジェフ・ホフマイスター(Jeff Hoffmeister)は次のように述べています。
「第3四半期の結果は、マーチャントの成長意欲とShopifyの着実な実行力が融合した成果です。Shopifyは単なる成長企業ではなく、四半期ごとに持続的な成長と収益性を両立させています。第3四半期は、売上成長とフリーキャッシュフロー・マージンの双方で、第2四半期を上回る際立つパフォーマンスを示しました。」
2025年第4四半期の見通し
以下の見通しは、これまでにShopifyが発表した全財務見通しに優先し、カナダおよび米国の証券法に基づく将来見通しに関する記述を含みます。実際の結果は、Shopifyが管理できないさまざまなリスク要因により大きく異なる可能性があります。詳細は本リリース末尾の「将来見通しに関する記述」をご参照ください。
Shopifyは2025年第4四半期において以下を見込んでいます:
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売上高:前年比で20%台半ばから後半の成長率を見込む
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粗利益額:前年比で20%台前半から中盤の成長率を見込む
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営業費用:売上高比で30%〜31%になる見通し
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株式報酬費用:1億3,000万ドルを想定
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フリーキャッシュフロー・マージン:第3四半期をやや上回る見込み
決算説明会のご案内
Shopifyの経営陣は、日本時間2025年11月4日午後9時30分より、2025年第3四半期の決算に関するカンファレンスコールを開催しました。本会議は、Shopify投資家向けサイト(www.shopifyinvestors.com/news-and-events)でライブ配信され、終了後には録音アーカイブも公開します。
2025年9月30日に終了した四半期のForm 10-Q(米国証券取引委員会提出文書)、および連結財務諸表(未監査)、注記、経営陣による分析・考察(MD&A)は、Shopify公式サイト(hk220.bbgameadm.vip)のほか、EDGAR(www.sec.gov)およびSEDAR+(www.sedarplus.ca)で公開します。
Shopifyについて
Shopify(ショッピファイ)は、世界トップクラスのコマースプラットフォームやコマースに不可欠なサービスを提供します。起業家から中堅中小企業、大手企業まで、あらゆる規模の小売業のコマースの立ち上げからマーケティング、事業拡大、運営までを単一のプラットフォームで実現します。世界175 カ国以上で展開され、「すべての人に、より良いコマース体験を」のミッションのもと、スピード、信頼性、セキュリティを重視した設計のプラットフォームとサービスにより、オンラインや実店舗、あるいはその融合された場所でも、世界中の顧客に寄り添った満足度の高いお買い物体験を実現します。国内ではDAISO、生活の木、Allbirds、KANADEMONO、PAUL & JOEなど多くのブランドにご利用いただいております。
非GAAP財務指標の調整
フリーキャッシュフローの調整
(単位:百万米ドル、パーセンテージ)
本プレスリリースにおけるフリーキャッシュフローの算出方法は、以下の表のとおりです。

株式投資の影響を除いた純利益の調整
(単位:百万米ドル)
本プレスリリースにおける、株式投資の影響を除いた純利益の算出方法は、以下の表のとおりです。

為替影響調整後の財務実績(コンスタント・カレンシー分析)
(単位:百万米ドル、パーセンテージ)
以下の財務表は、前年同期の月次平均為替レートを使用して、当社のGMV、売上高、粗利益、営業利益を換算したものです。この開示は、為替変動の影響を除外することで期間ごとの業績比較をより明確にし、当社の財務・事業パフォーマンスの理解を投資家の皆様に提供することを目的としています。以下の表および「連結損益計算書」の開示は、US GAAPに基づいて作成・表示された連結財務諸表(GMVを除く)に対する補足資料です。

将来見通しに関する記述
本発表には、将来の業績見通しなどに関する「将来見通しに関する記述(forward-looking statements)」が含まれています。これには将来の売上高・費用・収益性などに関する予測が含まれます。これらは「〜する予定」「〜と見込む」などの表現によって識別され、現時点のShopifyの見解に基づきますが、実際の結果は、経済情勢、消費者動向、国際貿易政策、クラウドサービスの依存、サイバー攻撃、システム障害などのリスク要因により大きく異なる可能性があります。
リスク要因の詳細は、ShopifyのForm 10-K(年次報告書)の「Risk Factors(リスク要因)」セクションや、米国証券取引委員会(SEC)およびカナダ証券管理局(SEDAR+)への提出書類に記載されています。これらの将来見通しに過度な信頼を寄せることは避けてください。Shopifyは、法的義務がある場合を除き、本記述を更新・修正する義務を負いません。これらの将来見通しに関する記述は、他の目的には適さない可能性があります。
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【用語の定義および補足情報】
GMV(流通総額)
GMV(Gross Merchandise Volume、流通総額)は、Shopifyプラットフォームおよび一部のアプリやチャネル(レベニューシェア契約を含む)を通じて発生した、返金を差し引いた注文の総額を示します。送料、関税、消費税なども含まれます。
MRR(月次経常収益)
MRR(Monthly Recurring Revenue)は、月末時点で有効な全サブスクリプションプランの合計金額(変動手数料を除く)を示し、翌月も継続利用されると仮定した場合の継続収益指標です。主にサブスクリプション事業の成長を測る指標として用いられます。
フリーキャッシュフローおよびマージンについて(非GAAP指標)
フリーキャッシュフローおよびフリーキャッシュフロー・マージンは、非GAAP財務指標であり、業績やビジネスパフォーマンスを経営陣と同じ視点で理解するための参考情報として提供しています。フリーキャッシュフローは、「営業キャッシュフロー」から「設備投資(資本的支出)」を差し引いたものとして算出しています。
今後のフリーキャッシュフロー・マージンに関する見通しについては、合理的な予測が困難であるため、GAAP指標との調整は行っていません。





